TwitchConラスベガスで発表されたすべてをご紹介
TwitchConラスベガスの初日、Twitchコミュニティを称える現実世界での最高のパーティーの幕開けに、ただただ嬉しい気持ちでいっぱいです。今週末は、Glitch Theater、ストリーマーとの交流、ドラッグショーケース、アーティスト・アリー、音楽パフォーマンス、Rivalsコンペティション、さらに来年リリース予定の新製品の紹介など、イベントが目白押しです。/twitch、/nomnom、/TwitchRivals、/creatorcampなど、さまざまなステージで配信されるコンテンツをご自宅からご視聴いただけます。
本日のオープニングセレモニーで発表された内容をおさらいしましょう。また基調講演を最初からすべて見るには、こちらのVODをご覧ください。
Twitchのストーリーの今後のアップデート
先日、Twitchのストーリー**がリリースされました。**これは、Twitchでライブ配信をしていない時でも一か所でコミュニティと交流し、つながることができる新機能です。
短いビデオのアップロードや撮影、他のストリーマーのタグ付け、リンク、gif、アンケートなど、さらなる機能がストーリーに追加される予定です。また、コミュニティがあなたのストーリーにどのようなエンゲージを行っているかをより理解できるアナリティクスを皆さんにお届けするため、現在作業を進めています。
注目のクリップとクリップエディターの改善
新しい視聴者を獲得することは、とても重要です。クリップは、新しい視聴者にあなたの配信内容を効率的にお知らせできるように設計されています。
8月には、パーソナライズされたさまざまなクリップをTwitchアプリで視聴者に表示する、スクロール可能なディスカバリーフィードのテストを始めました。このテストから得られたデータに基づいて、視聴者へのおすすめを改良し、その効果について皆さんの意見を伺っています。
また、ライブ配信中チャンネルのディスカバリーフィードもテストしており、視聴者が新たに視聴するライブ配信を見つけるのに効果的かどうかを確認しています。
8月には、注目のクリップを全ストリーマーに向けてリリースし、ディスカバリーフィードのおすすめを考慮して、一番人気のクリップを特定できるようになりました。リリース以来、注目のクリップは通常のクリップの視聴回数の最大2倍を記録しています。来年初めには、ディスカバリーに使用するクリップをデフォルトで設定できる機能をお届けする予定です。
さらに、以下を含めた新機能を注目のクリップに追加予定です。
- 作成過程から直接注目のクリップに指定する機能
- 注目クリップに指定するボタンをクリップマネージャーに追加
- モデレーターが注目クリップを選択できる機能
また、より高品質なクリップを簡単に作成できるように、以下のようなクリップエディターの改良にも取り組んでいます。
- ディスカバリーフィードに縦画面用クリップを含む
- エディターのクリップエディターへのアクセス許可
- トリミングやアスペクト比の変更といった、より優れた編集機能の追加
「一緒にストリーム」を使えばコラボレーションが容易に
ストリーマー同士のコラボを優先するように、ゲストスターの仕様を調整しました。この変更に伴い、ゲストスターは一緒にストリームと呼ばれるようになりました。
一緒にストリームでは、最大6人のストリーマーがそれぞれのチャンネルで配信しながら、簡単にコラボができます。ベータ版には150,000人以上のストリーマーに参加いただき、年内に全員に向けてリリース予定です。
さらに、以前よりも使いやすさが増します。近々、URLをOBSのシーンにコピーするだけで、あとはすべてシステム任せになる予定です。参加者ごとに個別のURLを使用してシーンを構成することもできますが、セットアップを効率化するためにこのオプションも用意されています。
一緒にストリームのゲストレイアウトは、フルスクリーングリッドでも、フィルムストリップモードでも構成できます。自分がホストでもゲストでも、使用するURLは同じです。
また、音声のみのモードで一緒にストリームを利用できる機能も実装するので、ゲストは音声のみでのチャットで配信に参加できます。
皆さんもご存知のように、Twitchの魅力はすべてが自然に起きることであり、即興のコラボも簡単に行えるようにしたいと考えました。近々、ストリーマーをお気に入りのリストに追加して、**自分の配信時にコラボを希望していれば、そのことが他のストリーマーに分かるようになります。**他のストリーマーをチェックしたい場合は、フォロー中のチャンネルからストリーマーがコラボを希望しているかを確認できます。
以下は、来年追加予定の一緒にストリームの機能です。
- 一緒に配信しているストリーマー全員の合計視聴者数を反映する共有視聴者数
- コラボしている配信のチャットを統合するオプション
コラボは常に、ストリーマーが成長できる素晴らしい方法です。一緒にストリームを利用すれば、もっと簡単にこれを実現できるようになります。
アラートをカスタマイズする面白い方法
Twitch上のアラートを使用すれば、自分を表現でき、コミュニティがサポートしてくれた時にコミュニティに報酬を提供できます。
カスタムアニメーションスタンプをアラートに追加できる、Twitch限定の機能が近々リリースされます。また、アフィリエイトとパートナー全員のアニメーションスタンプのスロット数も2倍になります。しかも、Twitch上のアラートをハイプトレインまたはサブスクに使用すると、アニメーションスタンプのスロットをさらにアンロックできます。
また、投げ銭などのサードパーティによるインタラクション用の新アラートもリリースするので、コミュニティからのサポートを呼びかける方法の自由度も増します。
広告のさらなる管理とインサイト
広告は、ストリーマーがTwitchで収益を得る重要な方法のひとつです。今後は、広告体験をより管理できるように、そして広告エンゲージメントやチャンネルのパフォーマンスに関するインサイトをより得られるように、広告ツールをアップグレードしていきます。
この機能はすでにストリーマーに提供されていますが、モデレーターがチャットカウントダウンタイマーを見られるようにして、広告が再生されるタイミングを可視化し、広告再生をスヌーズできるオプションを提供する予定です。
また、広告マネージャーで新しいインサイトを確認できるようにし、広告を再生すべきタイミングや、チャンネルにおける広告のパフォーマンスを理解できるようにします。これらの変更は、ストリーマーの皆さんが自分のチャンネルでどのように広告を再生するかを、情報に基づいて判断できるようにすることを目的としています。
新たなホリデープロモーション
コミュニティは、お気に入りのストリーマーへのサポートを喜んで示してくれます。Twitchは、視聴者がサブスク価格の割引を受けられるSUBtemberのような大きなお祝いイベントを開催することで、コミュニティのサポートを促進しています。
ストリーマーが収益を増加させるためにも、このようなイベントは欠かせません。そのため、今年2つ目のイベントであるホリデープロモーションが12月に開催予定です。
サブスクやギフトの割引などSUBtemberの魅力が満載であるだけでなく、皆さんにさらに喜んでもらえるよう、ビッツ、報酬、ホリデーをテーマとしたハイプトレインの割引も提供する予定です。詳細は近日公開いたしますので、お楽しみに!
Twitch外での行動に関するポリシーのアップデート
安全性は、Twitchを利用するすべての人にとっての基本的な要件であるだけでなく、クリエイティブ活動とコミュニティにとっても不可欠な要素です。Twitchのコミュニティが成長、進化するとともに、安全性へのアプローチも見直され、進化を遂げていきます。あなたがどんな人物であろうと、どのようなコミュニティを築こうとしていようとも、安全であると感じられなければ、配信で自分らしさを発揮することはできません。
Twitch外での行動に関するポリシーは、Twitchコミュニティを守ることを目的として作られており、Twitch上およびTwitch外で起きる不適切な行動は、極めて有害であることが認識されています。ストリーマーの皆さんをさらに守るため、施行するTwitch外での行動に関するポリシーに、晒し行為とスワッティングが追加されます。Twitch外での行動に関するポリシーへの本アップデートは、本日発効されます。
チャンネルレベルでのチャット警告の導入
コミュニティの安全を守るために、非公式なスリーストライクシステム(警告、一定時間の発言禁止、追放)を利用しているとの声が多く寄せられています。現在、警告を出すには、ストリーマーまたはモデレーターが、チャットを行ったユーザーに直接メッセージを送らなければなりません。来年初めには、チャットを行ったユーザーに匿名の警告を送信できる機能をリリースすることで、皆さんを守りつつ、コミュニケーションができるようにしたいと考えています。ユーザーが再びチャットをできるようにするには、警告を認識する必要があります。
AutoModとスマート検出で安全に
AutoModはチャットを安全に保つために必要不可欠なツールです。今年初め、スマート検出と呼ばれる新たなカテゴリのAutoModのテストを始めました。スマート検出では、ストリーマーとモデレーターが行ったモデレーションアクションから学ぶことで、あなたのチャンネルに合ったAutoModが調整されます。この機能は、本日から英語の全チャンネルで利用可能となっており、順次他言語のチャンネルにも対応予定です。
Twitch埋め込みのアップデート
Twitch埋め込みは、ストリーマーとサードパーティウェブサイトがTwitchコンテンツを配信するために重要なツールです。しかし、埋め込みを意図されていない方法で使用しているサイトが、少数ではありますが見かけられます。
11月1日、Twitchは埋め込みポリシーの変更を導入します。これにより、Twitch配信がページの実質的な部分ではない、または意義のあるコンポーネントではない場合の自動再生が禁止されます。このポリシーに準拠していないサイトに対して、11月15日から埋め込みでの自動再生を無効化します。詳細については、開発者フォーラムをご覧ください。
同時配信ポリシーのアップデート
最後になりましたが、TikTokやInstagramなどのモバイルサービスでの同時配信を許可できるように、8月に同時配信ポリシーをアップデートしました。
本日から、**いずれのライブ配信サービスでも同時配信していただけます。**この変更は、ストリーマーにはどのサービスでもライブ配信できる自由があるべきだと考えたためです。ガイドラインの詳細については、同時配信のヘルプ記事をご覧ください。
本日公開された内容について、今後、ブログやパッチノートでより詳しい情報をお届けできることを楽しみにしています。それまで、UserVoiceにてご意見やフィードバックをどんどんお寄せください。
それではチャットでお会いしましょう!