Twitch安全諮問委員会のご紹介
Twitchはコミュニティの皆さまの安全と健康を第一に考えています。本日、今後Twitchのコミュニティの皆さまの成長と活動の力となる、Twitch安全諮問委員会が設立されたことを発表いたします。
力を合わせてコミュニティに創造もらうというTwitchの信念のもと、安全諮問委員会はその経験と専門知識を活かしてTwitchで行われる決定に助言と指導を行います。本委員会は以下の様々な課題において助言を提供します。
- 新たなポリシーの起草およびポリシーの更新
- 安全性とモデレーションを向上させるプロダクトと機能の開発
- 健康的な配信習慣および健全な仕事と生活のバランスの促進
- 社会的少数者の利益の保護
- Twitchでの体験に影響を与える可能性がある新たなトレンドの評価
インターネットセーフティの専門家および、Twitchのコンテンツやコミュニティに対して深い理解をもつTwitchのクリエイターたちから安全諮問委員会は構成されます。この委員会の設立にあたっては、外部からの観点をもってして判断できる専門家と、クリエイターならではの困難や視点を深く理解できるTwitchのストリーマーたちの両方を含める必要がありました。本委員会のメンバーは、Twitchのコミュニティに対する理解や、その専門分野における個人的な経験やプロとしての経験などを考慮して厳密に選ばれました。
Twitchをコミュニティを育むのに最適な場とするために、才能あふれるメンバーからなるこの委員会と協力していくつもりです。安全諮問委員会の設立は、信頼と安全の問題に関する取り組みのひとつにすぎません。今後もTwitchに参加するあらゆる人の安全と健康を促進できる様々なツールやプロダクト、およびポリシーを用意できるよう尽力していきます。
メンバー紹介:
Alex Holmesさん
Alexさんは非営利団体であるThe Diana Awardの副CEOです。この団体は「若者には世界を変える力がある」というダイアナ王妃の考えをもとに創設されました。彼はピアツーピア暴力(オンラインとオフライン)や学校でのいじめを防ぐための訓練を受けた若者のネットワークであるピアツーピア支援プログラムであるAnti-Bullying Ambassadorsの創設者です。Alexさんは、複数の主要なソーシャルメディアおよびテクノロジー企業のグローバルに活動する安全諮問委員会の一員であり、安全とオンラインの嫌がらせへの取り組みについてアドバイスしています。
CohhCarnageさんはTwitchパートナーであり、Twitchのバラエティストリーマーの先駆けとなった人物です。CohhCarnageさんは有名ゲームから無名のインディーズタイトルまで幅広いゲームをプレイしています。特にシリーズを100%プレイする配信から大作ゲームの配信で有名です。CohhCarnageさんは自身のポジティブなコミュニティである「The Cohhilition」とスローガンである「ハッピー、親切、敬意で知られています。
CupahnoodleさんはパートナーのTwitch Ambassadorであり、ホスト/コメンテーターであり、Mayor of Cuptonであり、ゾンビ好きであり、音楽愛好家です。Cupahnoodleさんの配信はゲームからコンベンションの開催、現地でのインタビュー、esportsイベントの陽気な実況解説まで多岐にわたります。
Emma Llansóさん
EmmaさんはCenter for Democracy & Technology(CDT)のFree Expression Projectのディレクターです。米国やEU、世界中でインターネットユーザーの表現の自由の権利をサポートする法律や政策を支援するCDTの活動を率いています。Free Expression Projectは人身売買、プライバシーやオンラインでの評判の問題、テロ対策や「急進的」なコンテンツ、偽情報、オンラインでの嫌がらせなど、様々な問題に取り組んでいます。Emmaさんは紹介者責任法、自動コンテンツ分析の機能と制限、透明性レポート、ユーザーとオンラインコミュニティを支援するコンテンツモデレーションのベストプラクティスなどの分野に重点的に取り組んでいます。
Stephさんは2016年にHeroes of the Stormの大学大会でデビューして以来、専業ストリーマーとして活躍しています。Twitchのパートナーとなったトランスジェンダーのストリーマーのはしりであり、トランスジェンダーのプライドの旗のスタンプをTwitchに初めて持ち込みました。Stephさんはインクルーシブな社会の実現のために戦っています。社会的少数者のゲーマーのみで構成された競技チームを結成したり、ボイスチャットなどの非インクルーシブなメカニズムに激しく反対しています。
Sameer Hinduja 教授
Hinduja教授はフロリダ・アトランティック大学の犯罪学および刑事司法学の教授であり、Cyberbullying Research Centerの共同ディレクターでもあります。Hinduja教授はネットでのいじめや、セクスティング、ソーシャルメディアでの嫌がらせ、若者によるオンラインコミュニケーションの急激な拡大に伴って発生する問題などを題材とした画期的な研究で国際的に認められています。ティーンエイジャーとソーシャルメディアの利用に関する著名な講演者および専門家として、Hinduja教授は学生や教育者、保護者、メンタルヘルスの専門家、ユースワーカーなどにテクノロジーのポジティブな利用を促進するためのトレーニングを行っています。また、Hinduja教授はSpringer社の新しいジャーナルであるInternational Journal of Bullying Preventionの共同創設者であり、共同編集長を務めています。
T.L.Taylorさん
T.L.TaylorさんはMITの比較メディア研究の教授であり、公平でインクルーシブなスポーツの支援と発展を目指す組織であるAnyKeyの共同創設者であり、研究監督者を務めています。彼女は20年以上に渡ってインターネットとゲームの研究に注力してきた定性社会学者です。Taylor教授はオンラインレジャー環境における文化とテクノロジーの相互関係を研究しています。彼女が2018年に出版した_Watch Me Play: Twitch and the Rise of Game Live Streaming_はオンラインゲーム配信という新たなメディアを取り上げた初の年代記です。
Zizaranさんは2015年から配信活動を続けているTwitchパートナーです。配信はARPGが中心で、主にPath of Exileを取り上げています。ZizaranさんはTwitchには他にはない文化があると信じています。特にTwitchでの追放や利用停止などに関して、Twitchがルールを明確にすることで、コミュニティの混乱を減らす手助けとなることを楽しみにしています。