2018/10/26

TwitchCon 2018 基調講演: まとめ記事

本日私たちは第4回目のTwitchCon初日を、Twitchをユニークな体験にしてくれる配信者やファンの皆さんと共に祝いました。サンノゼで開催されたTwitchConは、私たち全員がこの一年で成し遂げた素晴らしい成果の数々を振り返る所から始まり、今後Twitchが配信者の成長繋がり発展 を、新しいツールでのようにサポートしていくのか、今後の戦略が発表されました。

さらには2019年には倍以上の規模になることが予想されるeスポーツプログラム「Twitch Rivals」の拡充と、配信向けゲームという新しいカテゴリーに属するゲーム「Twitch Sings」が発表されました。このゲームは年内にクローズドベータが開始される予定です。

Twitchユーザーは日々増え続けています。そして新たな参加者は、コミュニティがこれまで体験してきたものに触れます。コミュニティが一緒になって新しい体験を作り上げていくこと―即ち、マルチプレイヤー・エンターテインメントです。メンバーはショーを見るだけではなく、メンバーこそがショーなのです。

Twitchでは、配信者は脇役ではありません。クリエイターとそのコミュニティが、共に繁栄することがTwitchの主目標です。

成長

何の配信であれ、クリエイターが発見されやすいようになります。

  • Squad Stream: 最大4人のクリエイターによる同時配信を、1つの画面で見られる機能です。視聴者いずれかの配信者のチャンネルからアクセスできるようになります。デスクトップ版でもモバイル版でも視聴でき、各チャンネルのフォローやサブスク登録も簡単にできるようになります。チャットは視聴者がメインビューに選択するチャンネルにリンクされ、フレンドと一緒に楽しんだり、タップかクリック1つで他のコミュニティに飛ぶことができます。年内に、選ばれた配信者によってSquad Streamのテストが行われる予定です。

  • ダイジェストエディターのアップデート: 配信者やエディターがダイジェストエディターを使い、ビデオ内の見どころを繋ぎ合わせてを1つのダイジェストにまとめられるようになります。1月のアップデートをお待ちください。

  • Twitchホームページ上に新しい「注目」セクションの追加: 年内に、勢いのある配信者や新しいパートナー/アフィリエイト、視聴者と同地域の配信者などをピックアップする新しい「注目」セクションのアップデートを開始します。

繋がり

Twitchは配信者がより盤石なコミュニティを構築し、視聴者との親交を深められるツールを提供するつもりです。盤石なコミュニティはお気に入りの配信者を拡散し、時には互いを支え合い、新しい視聴者を温かく迎え入れます。こうした関係がTwitchを特別な体験にしているのです。

  • **VIPバッジ:**VIPバッジを付与することにより、配信者はサブスク登録やモデレーターの権限を与えなくても、コミュニティの重要なメンバーを評価することができるようになりました。VIPメンバーにはバッジがつき、チャットがスローモードだったり、サブスクライバーやフォロワー限定モードになっていてもチャットできます。50人のフォロワーと配信中にで5人のユニークチャット参加者を獲得するとすることでクリエイターは「コミュニティを構築する」のアチーブメントを完了して10個のバッジを入手できます。また、コミュニティが成長するにつれ最大で100個のバッジを入手できます。この機能は数週間後に実装予定です。

  • **チャット内のモデレーター新機能:**ユーザー名をクリックすることで、モデレーターは該当ユーザーのTwitchの利用期間とそのチャンネル上のアクティビティの詳細(チャット、発言禁止回数、追放回数)を見ることができます。また、モデレーター同士がメモを残して連携できるコメント機能も追加されます。1月のアップデートをお待ちください。

  • 役割管理ページ: 配信者はダッシュボードの役割管理セクションでコミュニティメンバーの役割– エディターから、モデレーター、VIPにするなど管理を行えるようになります。このアップデートはVIPバッジの導入と同じく数週間後に実装予定です。

  • **サブスクライバーバッジに期間(月)が表示されます:**いつも支持してくれるサブスクライバーには、例え1か月ぐらいサブスクがなくてもサブスクライバーバッジが表示されるべきだというご要望を多数いただきました。今後サブスクライバーバッジには、視聴者がサブスク登録した月の総数が表示されます。視聴者が長期間連続してサブスクしていた場合には、サブスクし直した時にそれをシェアするか選択できます。このアップデートは1月に実装予定です。

  • **拡張機能:**Twitchの拡張機能は成長を続けているため、AdobeやTiltify、Spotifyや盟友であるAmazonと提携して相互交流する方法を増やしていきます。

本日のTwitchConでは、Snap Cameraをお披露目しました。これはスタンドアローンのSnapの最新デスクトップアプリで、Twitch専用に作られたカスタム拡張機能と一緒になって動作します。Snap Cameraではウェブカメラからの配信にSnapchatの最高のレンズを追加できます。Snap Camera拡張機能を使えば、視聴者はSnapchatで画面のSnapcodeをスキャンしてレンズを試したり、配信者はサブスク登録があった時に配信者が選んだカスタムレンズを使ったりして、新サブスクライバーにお礼をすることができます。

また、Twitchではコミュニティが使えるカスタムレンズも作成しました。例えばチャットから元気を分けて貰うときには時の紫のスーパーサイヤ人パワーアップをつあったり、Cheerを称えるビッツの雨などです。Snap Cameraはすでに実装済みですので、こちらで詳細をご確認ください。TwitchConとデベロッパーデーで発表された新拡張機能についてはデベロッパーブログをご覧ください。

発展

配信者にふさわしく、コミュニティの求めに合ったスポンサーを見つけやすくするため、Twitchは30以上のブランドを含む バウンティボードを11月から開設します。米国およびカナダのパートナーや選ばれたアフィリエイトはバウンティボードを使って収益機会を増やすことができ、また2019年からは、バウンティボードは英国を皮切りにさらに多くの地域やアフィリエイトにも開放されます。

Twitch Sings

Twitchはみんなが一緒に楽しめるようになる何かに手を付け始めたところですTwitchには膨大な数のゲームやジャンルを楽しめるものとしましたが、配信されるために作られる、新しいカテゴリーのゲームが登場する余地があると感じています。配信時に視聴者が「いればいいな」という存在に留まらず、ゲーム体験に欠かせない存在となるものです。

カラオケはその手始めとして最適ではないでしょうか。リアルタイムで、いつだって楽しく、盛り上がった時には、観衆とステージの間の垣根は一切なくなってしまうものだからです。

Twitch Singsでは、思い切り歌って、Twitchでパフォーマンスをシェアしたり、コミュニティとデュエットを演じることもできます。観る側も歌う側と同じぐらい楽しく―歌い手と同じように主役になれるのです。チャットで曲をリクエストしたり、お気に入りの配信者にぶっ飛んだチャレンジを投げつけるだけでなく、Cheerを贈って観客の上にビッツの雨あられを降らせたりできます。Twitch SingsはTwitchCon会場でテストを行い、近日中に一部の配信者がクローズドベータとしてライブ配信を行います。ぜひとも皆さんのご意見を聞きたいので、Twitch Singsを試してみたい方はこちらで登録を行ってください。

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